30代のある頃、毎日、生きるのが息苦しくて(お金も無かったし 笑)、
仏教等で云うところの「空」(くう)の境地に少しでも近づきたいと思い、
「空」とはどういうことですかと、天に向かって問いかけたことがありました。
何かが返って来るとは期待してませんでしたが、30分後くらいに、想像していた
ようなものとは全然違う答えが返って来ました。(正確に言うと、返って来たような
気がしました)
「空」とは、「自分の思考に惑わされないで……云々」といったようなことが返って
来るのかと思っていたら、全然…。
返って来たのは…「空」とは「あるがまま」のこと…この答えでした。
この予想外の答えに、「ほうっ」と感心し、「なるほど」と納得してしまいました。
今現在の「自分」に、何も足さなくていい、何も引かなくてもいい、それでいい
今のままでいい、そう認めればいいんだ(…なかなか簡単ではないですが…)と思うと
生きるのが、ちょっとだけ楽になりました。
そして今も、「あるがまま」の自分でいたいと、心掛けています。
(心掛けているということは、まだまだその境地にはほど遠いということですが…
まあ、それもいいんです…)